平成16年第3回定例会質問



6月18日質問の主たる内容。

(1)人事評価ならびに書面協定の見直し

★本市では行財政改革推進を進めているが、改革の根幹を成すのは人事問題。職員の達成感、充実感を満たし、スキルアップするためには、職種変更や、昇任試験などの新設、導入が必要。現在は係長昇任試験廃止されており、弊害が多いと、当時人事課長だった現増田市長が当時の脇市長とともに決定、競争原理のない、勉強しない制度になった。成果主義の導入は、平成18年国家公務員法の改正にあわせ、対処するとのこと。また、職員労働組合との書面協定見直しは、必要に応じて行うとのことで、これも後ろ向き答弁。たとえば本市の定年制度は60歳だが、職種によっては63歳まで認めている。もし、60歳定年として、アウトソーシングを導入すれば、財政的軽減が図られる。福岡県春日市が民間委託日本一ということで、政務調査政にでかけたが、本当に真剣な取り組みだった。本市の労使は危機感を。
しかし、職員が健康で仕事に励んでもらうためには、メンタルヘルスへの取り組みは大切。常時メンタルヘルス不全者は10人。職員数2千人以上なのに少ない気がする。


(2)田村町付近の県道川東高松線・障害者に対する歩行空間確保

★田村町には香川県身体障害者福祉センターや同リハビリテーションセンター、高松養護学校など集中している福祉地域。しかし、県道は交通量が多い上、歩道確保が十分でなく、車椅子利用の障害者には不親切。そこで、交通システムの変更(一方通行)等考慮してはと質問。交通対策室は県道ということで、県や施設、地域の方々とともに現地調査行うとのこと。みんなの知恵で少しでもよくなることを願っている。


(3)市内小中学校教員にパソコン貸与を

★平成17年よりIT情報技術を活用した授業をすべての公立学校で始める。
しかし、教員は市職員と同じようにパソコンが貸与されtなく、個人のPCを職場に持ち込み、成績処理等を行っている。このことは、ウイルス問題、個人情報管理など多々問題があることから、職員に一台づつ貸与すべきと質問。高松第一高等学校では貸与されている。高校と小中学校では差がある。委員会は普通教室に設置している2台のパソコンを教員用に使用するよう指導するとのこと。しかし、教育現場では、ウイルス問題、情報管理問題など問題山積。なお、PCを使用して教科指導できる教員の割合は72,6パーセントと全国平均を上回っていた。


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