平成14年第1回定例会質疑


3月11日午後質疑をおこなった主たる論点。

市における国旗・市旗の扱い/成人式での国旗・市旗の今後の扱い
子育て中の母親たちによる自主サークルに対する市の支援。
・小中学校適正配置等審議会発足に対し、討議の中での特認校・
・マグネットスクール・チャータースクールシステムの検討
・美術館の特別展のあり方を含む美術館の再構築を。

☆市における国旗・市旗の扱い/
成人式での国旗・市旗の今後の扱い


昨年3月定例会で成人式に国旗・市旗が無かったことから、市としての対応を求めていた。
今回の質疑で改めた昨年「検討する」との答弁の中で「本年度から「内部基準策定にかかる」
という答弁を得た。また、教育委員会も市に順ずるという答弁になり、やっと当たり前のことに
なった。

四国新聞3月12日より

☆市における子育てグループ支援・強力体制

子育て支援は子育て中のお母さんが自主的に作ったサークルが現在66グループ市内にある。
大きな問題は、会場確保で、市は情報提供等で協力するとの答弁。

☆小中学校適正配置等審議会今春発足
特認校・マグネットスクール・
チャータースクールのシステム検討を


11月30日高松市校舎改築懇談会が最終答申を出し、それを受け、新年度から
小中学校適正配置等審議会が3月定例会で条例化される予定(3月20日)
そこで、校舎改築も含め学校の統廃合が検討される。そこで、個性ある学校づくり
の一環として、マグネットスクール(特色あるカリキュラムをもち、そのカリキュラムを
希望する生徒を校区をはずし、募集する学校・マグネットとは磁石のこと)
チャータースクール(保護者・先生・地元が新しい学校を提案し、教育監督当局が予算を
与える手作り学校)のシステムを考慮する考えを提案。その話が出れば考慮するとのこと
だが、新しい学校は教育根幹に関わるとして、消極的答弁。今、アメリカではこの二種類の
学校が進んでいる。


☆美術館運営について/学芸員のあり方と特別展

美術館の質問の原点は、美術館収蔵品展示が主にならず、外部から提供された特別展が中心に
なっている状態に疑問をもったことによる。
美術館には収蔵品検索ができるWEBも無く、当然、外国語によるWEBもない状態だった。全国の美術館検索
を行ったが、公立美術館でこうした状態の館はまれであった。こうした、実務的作業を行う学芸委員は6名も在籍
他の館とも遜色がなかった。そこで、学芸員の大切な仕事の研究分野は学術誌等での発表は一回も無く、研究紀要も
ない状態との答弁。ホームページについても、ホームページは市のWEBにあると教育長は答弁したが、建物案内であり、
WEBに対する認識がなかった。答弁書を作った美術館の詭弁といえる。
平成13年度購入した作品は25点。主たる作品の購入価格は、斎藤義重作 油彩画「やじろべ」が1600万円など総計
約7000万円。市民へのお披露目の時期は早い段階との答弁だった。






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