平成14年第3回定例会質問



6月24日一般質問の主たる内容。

京阪神方面からの高速バス、栗林公園前で停車を
屋島活性化のために、山上にインターネットカメラ設置を
 夕陽百選の活用と高松市の夜景売り出し
・中央商店街共通駐車券と市営駐車場の相互乗り入れを
・故郷を知るために男木・女木両島を義務教育期間中に
 必ず1回は訪れるという努力目標を

☆京阪神等からの高速バス、栗林公園前で停車を

7月21日徳島鳴門の板野ー鳴門間開通に伴い、高松から京阪神へは高速バスを使い乗り換え
無しで訪れることが可能となった。また、京阪神の人々も同様。しかし、高松市内に入ってからの
停留所はIC中央口から県庁前までは停車せず、栗林公園前では乗降ができない。市民にとって
も観光客にとっても不便。松山・高知・徳島からのバスは停車している。当局の答弁は「観光とし
ては大切だが、
交通渋滞の問題、停留所間の距離に問題があるとバス事業者からは非常に厳し
い状況と
うかがっております」との答弁。
当局は私の質問に答えてなく、バス会社の代理人ではないかと思われる発言をした。これが当局
の姿勢と思われる。市民が便利、観光客が喜んでもらえればいいわけだから、この問題は県議会で
再度取り上げてもらう予定。県の対応がどうなるのか、市の行政能力が試される。
本当に元気を出して前向きに。

☆屋島活性化のために、インターネットライブカメラ設置を

屋島の夕陽は平成12年11月夕日百選に選ばれ、現在国内30都道府県64地域が指定をうけて
いる。また、高松市の夜景も大変人気高いところである。そこで、PCを使いインターネットライブカメラ
を設置することのより、観光情報の提供と活性化に寄与する考えに対し、市長は関係する機関に
強く働きかけたいと強い意欲を見せた。また、ライブカメラを運用しているCMS他のメディアに対して、
画像提供の協力要請も同時にしたいと答弁した。遠く故郷を離れた人々に、ライブカメラから伝えら
れる画像は心休まると思う。現在ライブカメラは全世界から発信されており、南極からも送られている。
なお、私自身が好きでいつもみているのはホノルル市ワイキキビーチのライブカメラだ。
http://www.co.honolulu.hi.us/cameras/waikiki_beach/waikiki.htm


☆中央商店街発行の共通駐車場券と市営駐車場の相互乗り入れ

市内中心市街地活性化方策については、官民一体で取り組んでいるが、駐車場問題のうち、民間と
公営駐車場のチケットが相互使用できないという問題。
この問題は市営駐車場と民間駐車場の機械
メーカーの違いやチケット単価の違いがあるためだが、一番大切なことは消費者、市民が便利に利用
できることが大切。そこで、市営駐車場には管理人が常駐しているので、民間駐車券と市営駐車券の
交換を行う、また、料金はを民間発行駐車券の単価に合わせた券をつくるなどして、便宜を図るべきと
質問した。当局は民間駐車場協会他と研究したいとのことだが、不精せずに行政は取り組むべきと考
える。もし、条例改正が必要であれば、改正すればよいだけだと思う。あくまでも市民生活が良い方向
になればよいのではないだろうか。


故郷を知るために男木・女木両島を義務教育期間中に必ず1回は
 訪れるという努力目標を


遠足は故郷を知るという意味から大変大きな役割をになっている。ところで、本市は塩江町を南限とし、
北を男木・女木を北限としている。特に両島については、本市新高松総合計画中、地域別町づくり項目
の中で「男木・女木両島を観光資源にも恵まれ本市が海を生かした特色ある都市づくりを推進する上か
らも貴重な存在である」と位置付けている。現在、保護者が意図して子どもを船に乗せない限り、戦場体
験は皆無となった。そうした意味からも、故郷瀬戸内海を知るためにも、義務教育期間中最低1回は両島
を訪れることが大切と質問した。教育長は平成9年度から13年度までの5年間男木・女木両島を遠足で
訪れた回数等は、男木へは女木小学校が1回、城内中学校が3回。女木へは日新・四番丁小学校が1回
新塩屋町小学校が2階、鶴尾・龍雲中学校が1回。太田中学校が3回、木太中学校が5回実施している。
質問の努力目標は、地域教材としたり体験学習としての価値を各校に伝え積極的に活用するよう働きかけ
るという、力強い答弁だった。





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